LE JOURNAL DE 絵莉
絵莉 - Noriko Dalila

誕生日の朝、1人のロックンローラーが亡くなったのを知った💫
私もある面ロックに生きてきたので、マイヒストリーをちょっと書き記してみたくなった。
1,ー誕生〜結婚〜出産ー
私は大分県日田市豆田町という小さな町で、〇〇年の3月18日のお昼ごろ生まれた。
私をこの世に引き上げてくれたのは、豆田町で内科医院を開業してたお祖父ちゃん。
両親はその頃東京に住んでいたので、母が里帰りして実家で私が生まれたってわけ。
私の誕生祝いには沢山の方々が来られて、名前とお祝い金の額などが記載された巻物が最近まで遺っていた。
で生まれて2ヶ月後に、九州から母と東京の駒込の家に戻った。
この家もお祖父ちゃんが建ててくれて、私が産まれたあとは、日田から女中さんも1人連れて、東京の家で親子3人一緒に暮らし始めた。(3年後に弟がこの家で誕生)
私にとってお手伝いさんの存在はとても大きく、身の回りのことを0歳から結婚する24歳まで、ずーッとやってもらってた。
幼い頃父は海外への出張が多く、母は暇を持て余していたのか、よく私を連れて銀座や日比谷で映画や演劇を観に行ったり、上野動物園や美術館、江ノ島水族館などあちこち連れてってもらってた。
母は全ての情熱を私に注いでくれて、お出かけする時は必ず洋服や絵本を買ってくれ、帝国ホテルや東京会館、椿山荘ホテルなどの一流ホテルでお食事。
銀座には行きつけのブティックとか靴屋さん、カフェ、レストランがあって思い出の店がいっぱいある。
五番街のジャーマンベーカリー、タピオカ、ジュリアンソレル、森英恵、イエナ、ブリック、三笠会館、風月堂etc
要するに世間のことは何も知らずに育ち、大学生のときある貧しい外国人と恋に落ち、周りの猛反対を押し切って結婚。医者とか弁護士とか生活が安定してる人との結婚しか想定されてなかったので、賛成してくれる味方は友だちも含めゼロだった。
唯一弟だけが、その頃流行ってたはしだのりひこの「花嫁」を私に聞かせて
「これ聞くと姉貴を思い出すよ。よかったね、好きな人と一緒になれて」って密かに応援してくれてた。
私は父のオファー(車、家具、電化製品など)を全て断って、自分の持ち物だけをまとめて、牧場の1tトラックの助手席に乗って、海辺の町へ嫁いで行った。
貧しい結婚生活はすごく新鮮で、何か小説のヒロインになったような気分で、やっと親元から離れて自立できたことが、最高に嬉しかった。
その後すぐ旦那の国スイスへ渡り、旦那の母と同居。もう長男がお腹の中にいたので、家事は母が全てやってくれてたけど、旦那にお弁当を作って職場まで持って行って、アーレ川の畔で慎ましく2人でピクニックするなど、些細な事の全てがキラキラ輝いて、毎日が幸せに満たされていた。
長男の出産は、住んでるベルンからちょっと離れたラウペンという美しい町の病院に決めていた。
まだ彼に定職がなかったから、出産に備えて旦那はリヤカーを何処からか調達してきて、その荷台に私を乗せて自転車で病院へ行く予定にしていた。
幸い息子が生まれた日は旦那の友人宅に遊びに行ってて、友人の車で病院へ送ってもらった。
長男は中々産まれて来なくて、お医者さまも旦那もしびれを切らせて帰宅してしまい、暫く経った朝方 陣痛が急に起こって、スイスのドイツ語方言か話さない助産婦さんと2人きりで、訳わからないやり取りしながら、もう産まれるかなって時にドクターと旦那が到着。
“Félicitations Madame !!c’est un garçon “
「奥さん、男の子ですよ」って先生がにこやかに声をかけてくれて、ホッと一安心💕
旦那にお姫さま抱っこしてもらって寝室まで運んでもらい、暖か いiハーブティーとビスコットを2人でゆっくり味わったひと時は、今でも忘れられない素敵なおもい出になっている。 To be continued
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お天気がいいので、近所のお寺の庭を散策した。 外に出たら、四月の終わりにしては風が冷たく肌寒い。 どこのお寺もひっそりして、庭の樹々の新緑が目に眩しかった。 パリのリュクサンブール公園やイギリスのハイドパークなどヨーロッパの庭も素晴らしいけど、どちらかというと私は日本のこじんまりした庭が好きだ。 特に心の表現の場として造られた禅寺の庭は、見えないものを視よと心にささやきかけ、自分の想像力を無限大にしてくれる。
Comme il faisait beau ce matin , je me suis promenée aux jardins des temples près de mon appartement. Malgré le plein soleil, le vent du nord était froid. Mon quartier s’appelle Téra machi (Cartier temples) il y a donc beaucoup de temples dans la rue. Bien que les jardins européens comme le jardin du Luxembourg, Hyde Park, soient beaux à regarder, je préfère les petits jardins japonais . Surtout ceux de temple Zen qui ont été créés comme l’expression du cœur , me murmurent de voir des choses que l’on ne voit pas, me font les pensées librement et infiniment.
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アルバムを整理してたら出てきた。
親の反対を押しきって、やっと結婚に辿り着いたあの日。
結婚式を挙げなきゃ認めないって言われて、彼が食べるものも惜しんで貯めたお金で挙げた結婚式。
決して忘れない〜❤️
It is my first wedding ceremony at Tsurugaoka Hachimangu in Kamakura.
I remember it deep in my heart as a beautiful memory .